バトルファクトリーBW 単体考察 キノガッサ編
ブレスといいます。
世間ではポケモンレジェンズが話題ですが、今回もバトルファクトリーBW単体考察をやっていきます。第1回はたくさんの閲覧ありがとうございました。
第2弾はキノガッサです。キノガッサに苦戦している人はぜひ読んでください。
キノガッサの概要
キノガッサと聞いて何を思い浮かべますか。多くの人はキノコの胞子による催眠だと思います。本家バトルファクトリーでは見る影もなかったこのポケモンですが、バトルファクトリーBWでは大活躍します。
BWのキノガッサはXY以降のポケモンシリーズに比べて性能が高く、環境にも恵まれています。具体的には、
- 草タイプや特性『防塵』のポケモンにもキノコの胞子が成功する。
- 眠ったポケモンを交代すると、催眠ターンがリセットされるという仕様。
- フェアリータイプが存在しないので、格闘技が一貫しやすい
- キノガッサに強いポケモンが少ない(XYの疾風の翼ファイアローやSMのカプ・コケコ、カプ・レヒレなど)
これらの要因が重なってBW において、後のポケモンシリーズよりもパワーを発揮します。以下ではキノガッサの4つの型を見ていきましょう。
キノガッサの型考察
1.きあいのタスキキノガッサ
素早さランキング 570体中251位(同率)
自分が使うときの評価 9/10
相手が使うときの評価 10/10
長きにわたり、レートに蹂躙し続けた型。
しかし、一度負けたら終わりのバトルファクトリーの場合、催眠ターンに依存してしまうこの型は安定感にやや欠ける。
敵にすると、大きな脅威になるため使われないことを祈りましょう。
2.毒毒玉キノガッサ
素早さランキング 570体中251位(同率)
自分が使うときの評価 10/10
相手が使うときの評価 10/10
BWではよく見たキノガッサ。
キノコの胞子→身代わりを繰り返し打つことで、キノガッサより遅いポケモンを完封する型。ポイズンヒールで毎ターンHPの8分の1の回復することによって、先述のサイクルを無限に繰り返すことができる。
このルール屈指の性能ぶっ壊れポケモン。このポケモンを手持ちに入れるだけで安定感がかなり増す。(もちろん、他の2匹のポケモンにもよるが…)
欠点としてはバトルに多大な時間がかかることが挙げられる。特性がテクニシャンではないため火力は出ず、一体倒すのになかなかの時間を要する。特に、フシギバナやエアームドなどの格闘でも草でも弱点を付けない耐久ポケモンを相手にするとイライラする。
また、このポケモンを使うと、バトルが作業になってしまう。キノコの胞子と身代わりを繰り返し打てば、まず負けない。そのため、ポケモンバトルというよりただの作業になってしまうこともデメリットである。
しかし、以上のデメリットを踏まえても使わない手はないので、運よく手に入ったら使い続けてください。
3.拘り鉢巻キノガッサ
素早さランキング 570体中289位(同率)
自分が使うときの評価 5/10
相手が使うときの評価 8/10
拘り鉢巻を持つことにより立ち回りよりも火力を重視した型。安易な受け出しがきかず、火力は4体のキノガッサの中で最も高い。しかし、素早さが高くないこと、行動保障がないことから自分で使うときの評価はイマイチ。
この型が真価を発揮するのは相手トレーナーが使用する時である。キノガッサを相手が使う場合、上記の気合の襷型や毒毒玉型を警戒せざるを得ないため、自然とこの型への対策が弱まる。一度軌道に乗られるとあっという間に3タテされてしまう。
4.オボンの実キノガッサ
素早さランキング 570体中251位(同率)
自分が使うときの評価 6.5/10
相手が使うときの評価 9/10
気合の襷型と毒毒玉型の良いところを取り合わせた型。
ハイブリッド型と言えば聞こえはいいが、実際のところは器用貧乏になりがち。運用にはひと工夫必要。
敵にしたときは、他のキノガッサの型の対策をしていれば、自然とこの型にも対応できるようになるため、キノガッサの中では最も対処が楽。
キノガッサの対策
キノガッサは対策していないとあっという間にやられるので、僕がしている対策をいくつか紹介します。
1.先制して一撃で倒す
キノガッサを倒すのに一番手っ取り早い方法。キノコの胞子を打たれる前に倒してしまえば何も問題はないというわけです。キノガッサは耐久が低く、素早さも特筆して高くはないため、やりやすいです。しかし、気合の襷型の場合は耐えられてキノコの胞子を打たれてしまいます。この方法を取るときはこちら側が気合の襷を押さえておきましょう。また、受け出しでは対応できないのもこの対策の欠点です。
2.受けきって倒す
キノガッサは草・格闘・岩タイプの物理技しか使わないため、その3つのタイプを受けきることが出来れば、キノガッサを完封することが出来ます。とは言え、上記3タイプを受けきることができるポケモンはほとんどいないため、基本は1番の方法で処理しましょう。
まとめ
キノガッサはバトルファクトリーBW屈指の強力なポケモンです。うまく使えば、攻略に役立つこと間違いなし!
逆に言えば、キノガッサは敵に回したくないポケモンでもあります。出てきた場合は慎重に対処する必要があるでしょう。
次回サンダー編、ご期待ください。
バトルファクトリーBW 単体考察 ガブリアス編
はじめまして。ブレスといいます。
今回からバトルファクトリーBWのポケモンの単体考察をしていきたいと思います。
記念すべき初回のターゲットはガブリアスです。
バトルファクトリーBWをプレイしている人は参考にしてください。
ガブリアスの概要
皆さんはBWでのガブリアスにどのようなイメージをお持ちでしょうか。
多くはこの3つに収まるのではないでしょうか。
確かに、これらの認識はバトルファクトリーBWにおいても大体は正しいです。
しかし、バトルファクトリーBWでは、ガブリアスを取り巻く環境はあまりよくありません。具体的には
これらのしがらみのせいでガブリアスは大きく評価を落としています。
ここからはバトルファクトリーに登場する4体のガブリアスを順に見ていきましょう。
ガブリアスの型考察
1.先制の爪ガブリアス
素早さランキング 570体中184位(同率)
自分が使うときの評価 7.5/10
相手が使うときの評価 8/10
技はオーソドックスだが、先制の爪のせいで使いにくくなっている型。
あと、HPに努力値を振っているため、火力が足りないこともしばしば。
相手に使われた時は先制の爪が発動しないことを祈りましょう。
2.拘り鉢巻ガブリアス
素早さランキング 570体中137位(同率)
自分が使うときの評価 7/10
相手が使うときの評価 8/10
2体いる最速個体の内の1体目。
拘り鉢巻の補正により火力指数は4体のガブリアスの中で第一位。
また、ダブルチョップにより身代わりも貫通できるところが高評価。
欠点としては、バトルファクトリーのルールの都合上、技の一貫が出来る時と出来ない時の差が激しく安定感に欠けるところが挙げられる。
また、拘り鉢巻を持っているにもかかわらず、攻撃に68しか努力値が振られていないため、HBクレセリアやHBポリゴン2に受けきられてしまう。
3.白いハーブガブリアス
素早さランキング 570体中184位(同率)
自分が使うときの評価 6/10
相手が使うときの評価 6.5/10
まさかの特殊型ガブリアス。
技範囲の優秀さは物理型と共通しているが、火力が足りないと感じる場面が多い。
ただ、毒々は便利に感じる場面が多い。
4.光の粉ガブリアス
素早さランキング 570体中137位(同率)
自分が使うときの評価 8/10
相手が使うときの評価 9/10
唯一の砂隠れガブリアス。BWでたまに見かけた通称粉ガブ。
天候「すなあらし」の時に命中を2割減する砂隠れと常に命中を1割減する光の粉を組み合わせることで命中率100の技ですら72まで落ち込んでしまうという恐ろしいコンボを持つポケモン。
とは言え、バトルファクトリーのルールで、このコンボに必要な特性砂起こしのポケモンとこの個体のガブリアスを同時に用意するのはほぼ不可能なため、このコンボはあまりあてにしない方がよい。
コンボを除いても地震と逆鱗のみでほとんどのポケモンに等倍以上で技が決まるため安定感がある。うまく起点を作って剣の舞を積んで一気に勝負を決めたいところ。
剣舞と身代わりの択が発生する、常に命中が1割減であることを踏まえると相手には使われたくないポケモンの一つである。
まとめ
バトルファクトリーBWにおいて、ガブリアスは強いポケモンではあるが、万能ではないというのが私の結論です。
少なくとも、本家のバトルファクトリーに比べるとガブリアスは使いにくくなっています。
ガブリアスを見たら即採用するのではなく、他の手持ちや相手の使用ポケモンを考慮して、決めてください。